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2012年6月29日 (金)

映画「サラの鍵」に感動したよ

ちょっと前のことなんだけど、映画「サラの鍵」を見て、いたく感動しました。

機会があったら、ぜひ、ご覧下さい。以下は、映画を見た直後の感想です。

文体がちょっと違うけど、読んでみてください。

ラストシーンの子供の後ろ姿に思わず涙がこぼれた。

原作はタチアナ・ドロネの同名の小説「サラの鍵」。世界中で300万のベストセラーとなった本の映画化である。

1942年当時のフランスは、ナチス・ドイツの占領下にあり、ヴィシーに置かれた占領政府は、対ドイツ協力政権だった。

そんなパリでフランスの国家警察によってユダヤ人一斉検挙があり、約13000人のユダヤ人が、ヴィルディヴ(冬季競輪場)に集められ、劣悪な環境で留め置かれた後、列車で強制収容所へと送られた。

そんな事件を取材することになった、パリに暮らすアメリカ人ジャーナリスト、ジュリア。

事件を調べていくうちに、夫の両親から譲り受けたアパートが、1942年、一斉検挙されたユダヤ人一家が暮らしていたアパートだったことが判明。

ジュリアと夫、夫の両親、そしてかつてそこに暮らしたユダヤ人一家の長女サラという名の少女の運命が少しずつ重なり合って、過去と現在がつながり、その関係性が明らかになっていく。

監督はドイツ系ユダヤ人の祖父を強制収容所でなくしたジル・パケ=ブレネール。

シラク大統領は、就任2ヶ月目の式典でこう演説した。

「誰もが知っている。占領者(ナチス・ドイツ)の犯罪的狂気がフランス人とフランス国家によって支えられていたことを。光の祖国、人権の祖国、人々を温かく迎える安住の地フランスが、当時、取り返しのつかないことをした」と。

「過去の誤りと向き合うフランス」を発表したことで、国民の多くがシラクの演説を支持し、なかでもフランスに暮らすユダヤ人社会は、この告白を歓迎した。

前の大統領だったドゴールも、社会主義者のミッテランも、事件はヴィシー政権の責任であって、フランスの正統政権とは無関係という立場を貫いたのだった。

世界にはまだまだ私たちの知らない歴史が、無数に眠っているということだ。

あの時代、ドイツやヒトラーばかりか、ヒトラーを取り巻く世界も、狂っていたということだ。

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