無料ブログはココログ

« 西武ドームは、環境共生型球場なんだって!!! | トップページ | 荒幡富士にダッシュで登ってきました »

2012年7月22日 (日)

小雨に煙る、朝の荒幡富士

Arahata_fuji1

▲浅間神社の背後にそびえる荒幡富士

せっかくの日曜日なのに、天気がぱっとしませんね。でも、朝の空気を胸一杯吸いたくなって荒幡富士までお散歩に行きました。

私がブログで綴っているこの狭山丘陵は、東京都と埼玉県の境に広がる、首都圏に残された貴重な里山エリアです。

その規模は東西11㎞、南北4㎞。総面積3500ヘクタール。雑木林や谷戸と呼ばれる山から水が湧き出す谷間や田んぼ、農地といった自然と耕作地が複雑に組み合わさった、いわゆる里山を構成しています。

その地形はけっこう複雑で、起伏に富んでいます。

Arahata_fuji2

▲ここが富士山への登り口

宮崎駿監督の名作『となりのトトロ』に描かれていた美しき田園地帯を思い浮かべて頂ければ、かつての狭山丘陵が如何にいきいきと美しかったか、想像できると思います。

私が子供の頃に見ていた狭山丘陵は、まさにあんな感じでした。

きれいだったなあ、ほんとに……。

だから、初めて『となりのトトロ』を見たときは、いたく感動してしまって、と同時に、ものすごい郷愁に襲われて胸が苦しくなりました。

宮崎さんが描いた風景は、かつては日本中に溢れていた里山の原風景です。

でも、それはまさしく、狭山丘陵の一部だったのです。

Arahata_fuji4

▲富士山の麓では、ヤマユリが今は盛りと咲いています

私はその場所は、八国山緑地の北側にかつてあった大谷田んぼ辺りだったのではないのかと想像しています。

所沢市久米の西端、八国山の麓に広がっていた大谷田んぼは、昭和40年代にはなくなってしまいました。今、松が丘と呼ばれる瀟洒な住宅街へと宅地開発されたからです。

現在の八国山緑地の南側は東村山市ですが、その麓に広がっていた田んぼは、東村山市が地主から買い取り、北山公園と名を変え残りました。

Arahata_fuji3

▲早朝は神社に参詣する人も多いのです

しかし、所沢市久米に広がっていた随一の田園地帯は、跡形もなくなってしまったのです。あるのは、それぞれの心に残る思い出の風景だけです。

近年は少しずつですが、開発を考える動きが、ここ狭山丘陵の森でも広がっています。

Shiminno_mori

▲所沢市荒幡の市民の森。緑が気持ちいい

所沢市では貴重な里山を守るべく、狭山丘陵に残る雑木林を大規模に買い上げ、「市民の森」として保存しています。

クヌギやコナラが茂り、野鳥や狸が住む雑木林を地権者から買い取り、“早稲田大学”や“公益財団法人トトロのふるさと基金”とも連携して、市民をその森に誘う試みも始まりました。

市民の森の一画には、私が朝、お散歩した「荒幡富士」があります。

Ikimono_fureaino_sato

▲ビオトープなどを備えた「ふれあいの里センター」

さらに、“トトロのふるさと基金”のスタッフによって運営される、「狭山丘陵いきものふれあいの里センター」のような、自然観察を市民に手ほどきする施設などもつくられ、センターの教室で講習会なども開かれているようです。

しかし、私はもっぱら雑木林を歩き、写真を撮ることに専念しています。

だって建物の中より、森の中の方が数倍気持ちよいし、刺激に富んでいるでしょう。

だから、せっせと森歩き。気持ちいいですよ。緑の下は!!!

« 西武ドームは、環境共生型球場なんだって!!! | トップページ | 荒幡富士にダッシュで登ってきました »

所沢・荒幡富士」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/582946/55252539

この記事へのトラックバック一覧です: 小雨に煙る、朝の荒幡富士:

« 西武ドームは、環境共生型球場なんだって!!! | トップページ | 荒幡富士にダッシュで登ってきました »