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2013年1月20日 (日)

青山ファーマーズ・マーケットで、「かつをぶし 池田屋」さんに出会った

それは去年の8月のこと。

東京・南青山の国連大学前広場で毎週土曜・日曜に開催される、青山ファーマーズ・マーケットのことは、2012年8月17日(金)のブログでご紹介した。

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そのとき、『かつをぷし 池田屋』さんと出会って、いたく感動し、ウエブサイトやブログを拝見して、ますます『池田屋』さんの魅力にはまってしまった私だった。

あれから半年……。忙しさで何も買ってないし、出掛けてもいないのだけど、このお店のことは、どうしてもご紹介しなければと思っていた。

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そもそも、私たち日本人は、「出汁を取る」という素晴らしい食文化を持っていた。と、過去形にしたのは、今やその食文化の根幹が、完全に揺らいでいるからだ。

私の子供時代は、台所に鰹節削り器があって、本枯れ節と呼ばれる鰹節を、かんなでキコキコシャーシャー削って、味噌汁の出汁を丹念にとっていた。

小さくなった鰹節を、母や祖母に「ちょーだい、ちょーだい」とねだって、チューチュー吸って食べるのが好きだった。delicious

それが、いつからだろうか……。化学調味料が鰹節にとって替わり、我が家から鰹節削り器が姿を消し、本枯れの鰹節もなくなってしまったのは。

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鰹節消滅で、私たちは正しい出汁の取り方を忘れてしまった。

そんなとき、『かつをぷし 池田屋』さんにめぐり会った。

オシャレでセンスもよく感じのよい女主人と、どっしりと屋台骨を背負っている感じのご主人、さらに近い将来は店を継いでいくのかなあと思わせる息子さんが、マーケットで店に立っていた。

私は自宅用とバルセロナに住む友人用に、鰹節を買って帰り、おいしくいただいたのだ。

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『池田屋』さんのホームページには、サイトから直接買い物が出来るようになっていて、鰹節という古風な食材ながら、さまざまな食材とコラボさせて、今風なパック商品にして販売している。

さらに、女主人のブログでは、そもそも鰹節って何? から始まり、その鰹節を使った料理の紹介やイベントの紹介まで、さまざまな付加価値を付けて、鰹節という日本古来の食材の啓蒙活動も行っている。

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▲池田屋さんが開発したミニ鰹節削り器。ちっちゃいです。

一度途絶えた文化を元に戻すのは容易なことではないが、賢い私たちは、気付き始めている。

最近よく耳にするフレーズ「失われた20年」を経て、私たちに本当に必要なことは、経済活動だけではないことに。

「出汁を取る」という美しい日本の食文化は、日本食をおいしく食べるために、欠かせないものなのだ。

だから、もっともっと「鰹節」に注目しなくっちゃ!!!smile

そんなことを思った日曜日なのだった。

●かつをぶし 池田屋

【URL】http://umamikaori.cart.fc2.com/

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