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2013年3月 5日 (火)

飯能ひな飾り展② 圧巻の「店蔵絹甚」のひな飾り

飯能ひな飾り展のお楽しみは、商工会議所で振る舞われる甘酒。地元の酒屋さんの酒粕を使って、ボランティアスタッフの人が甘くとろりとおいしい甘酒に仕上げてくれました。

とってもおいしかったです。smile

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その商工会議所の中にも、スタッフのご自宅から運ばれた段飾りが飾られ、華やかな風情。その隣には、織物産業で栄えた飯能らしく、ひな飾りの掛け軸を元に、織り上げられたというひな飾り掛け軸が下がっています。

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なんでも、国内最大級のジャガード織機でコンピューターを駆使して織り上げたものとかで、ゴブラン織りやつづれ織りの技法が活かされているのだとか。

おひな様を介して、さまざまな技術が再結集して、このイベントを盛り上げているんですね。

さて、私たちは、このひな飾り展で最大の見学スポット。「店蔵絹甚」へ到着。

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黒漆喰で塗り固められた明治37年建造の漆喰造りの商は、飯能市の指定有形文化財にもなっています。

建物の中に一歩足を踏み込むと、圧巻の景色が広がっていました。

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き・れ・い~。lovely

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飾られている吊し雛たちは、飯能布塾に参加している有志の人たちがつくったもの。「店蔵絹甚」に毎週水曜日と木曜日に集まって、ひな飾りのために、こつこつと一針一針作り上げたものなんですね。

ひとつひとつもとてもきれいだけど、これだけ集まると圧巻です。

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これを楽しみに集まった人たちも、びっくりしたように見惚れています。

吊し雛の前には年代ものの木目込み人形や芸術品のような手まり、それから地元の素封家から寄贈された古いおひな様がいくつも並んでいます。

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お雛さまは、ひとつだけでも存在感があって、本当に美しいですが、これだけ集まると、美しさにすごみさえ加わりますね。

なかでも私の心を惹き付けたのは、美しい手まりの数々。

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そして、古いおひな様たちでした。

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「店蔵絹甚」は、明治37年、絹織物や生糸、養蚕を扱って商売をしていた篠原甚蔵・長三親子によって建てられました。

狭山丘陵地方もそうですが、飯能から秩父にかけて江戸末期から明治、戦前まで蚕を育てる養蚕が盛んに行われ、絹織物や綿織物などの織物産業で栄えました。

「店蔵」というのは、生糸や織物の商談に用いられた商売の場所という意味です。

店内に入ると「通り土間」が奥まで続き、店蔵の奥は居宅スペース。土間を通って奥の中庭に出られます。

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中庭の北側には土蔵」が置かれ、商品などの保管庫として使われたと資料にはあります。

土蔵の中にもおひな様が飾られていました。

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いや~、久しぶりに心躍るひとときでした。wink

近隣のことは灯台もと暗しで知る機会も少ないですが、こうやって歩いてみると、新発見はいろいろありますね。

だからお散歩はやめられない。smile

このひな飾り展レポートはまだまだ続きます。

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