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さいたま緑の森博物館

2013年5月 3日 (金)

さいたま緑の森博物館を歩く⑤

たっぷり森を歩いて、再び大谷戸湿地へと下りてきました。note

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今は水が少ない湿地だけど、雨でも降ったら、ぬかるむんだろうな。

森へと入る入口に、「まむし注意」の看板がたくさんあったけど、これだけ豊かな森と湿地があれば、「まむし」もいるだろうとは思う。

…考えたら足がすくんじゃいました。coldsweats01

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トレイルの右側の湿地は「トンボの湿地」。秋が楽しみ。

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湿地の両側の森には、フジの花がいっぱい咲いています。

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トレイルの頭上にもこんなに垂れ下がって。

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いい気持ちで森散歩を楽しんで、およそ2時間。歩き始めた案内所へと戻ってきました。

たかが2時間、されど2時間。

密度の濃い2時間だった。扉がまたひとつ開いたような感覚。

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大谷戸湿地の終点のこの場所。

ハナダイコンが小径を飾り、緑におおわれた谷間が見渡せるこの風景が気に入りました。

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気に入ったので、大きくハナダイコンを入れて、背の高い木を入れて再びカシャcamera

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森の小径には、若いカップルの姿が…。

写真撮影しながら、この美しい風景を見て、何か静かに語らっています。

本当にいい風景。

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私は案内所の南側に置かれたベンチに座って、ゆっくりと風に吹かれながら、大谷戸湿地の北側にある水鳥の池を眺めていました。

ひとりで来たけど、ちっとも寂しくなかったし、ワクワクドキドキの連続で、むしろ心は満たされた感じ。

そういえば、さっき、案内所で親切に教えてくれたお兄さんに、「おかえりなさい」って言われちゃった…。

「さいたま緑の森博物館」ってアットホームだなあ。このゆるい感じがいい。

皆さんもぜひ歩いてみてください。緑の深さに感動しますよ。riceball持ってねsign03

●さいたま緑の森博物館

【住】埼玉県入間市宮寺889-1

【TEL&FAX】04-2934-4396

【開】9:00~17:00、案内所は月曜休館、月曜が祝日のときは火曜休館

【URL】www.saitama-midorinomori.jp

案内所で地図をもらったり、トレイルについて教えてもらいましょう。

トイレは案内所と、西久保湿地のゲイト近くにあります。

駐車場は、案内所と西久保湿地ゲイトにありますが、台数が制限されているので、できればバスでアクセスしましょう。

【行き方】西武池袋線小手指駅南口から西武バス「宮寺西」行き乗車、荻原下車。バス停から徒歩13分

さいたま緑の森博物館の後は、「茶房あんず」でゆるりと

森歩きを楽しんだ後、「緑の森博物館」のすぐそばにある「茶房あんず」に立ち寄りました。

森へ来る前、ここにカフェがあるのは知っていたのだけど、本当にやっているのかどうか、確信がもてなかったので、道すがらチェックしながら森へ向かったのでした。

そしたら、荻原バス停から森へと向かう途中で看板を発見。

カフェの前を通ったら、里山には珍しいステキなカフェでした。

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玄関の前にあんずの木があるから、「茶房あんず」なんだそう。

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花好きのオーナーが手入れしたステキなガーデンがあります。

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店内も黒と白で統一され、シンプルで心地よかったのだけど、今日はお天気もいいし、お庭を眺めながらリラックスすることにしました。

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メニューはコーヒー、紅茶、ハーブティーと実にシンプル。日替わりでケーキがあるみたいです。今日はレアチーズケーキがあるというので、ケーキセットを注文。

これで700円。

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店内には雑誌もあり、お花好きのオーナーさんはターシャ・チューダーが好きみたい。

ターシャの写真集が何冊かあったので、ハーブティを飲みながら、ターシャの世界を楽しみました。

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カフェはオープンして5年になるのだとか。

裏手にりっぱな母屋があって、カフェは道に面した場所にあります。

いいなあ、大きなお家で。

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ご自宅の裏には畑もあって、季節のお野菜なども育てているそうです。

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明るく華やかな雰囲気のオーナーさん。

お人なりを映すように、お庭も華やかです。

荻原バス停まで歩いて5分。帰りの近道も教えてもらいました。

おいしかったなあ、ケーキ。

そういえば、予約をすればランチも味わえるそうですよ。

●茶房あんず

【住】入間市宮寺497

【TEL】04-2934-1537

【営】10:30~18:00 【休】日曜・月曜

予約制でランチも食べられます。

2013年5月 2日 (木)

さいたま緑の森博物館を歩く④

西久保湿地でまったりした後、再び森の中へ。

森散歩の楽しみのひとつは、トレイルの脇で出合う野の花たち。

この日もいろいろな花に出合えました。

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名前はわからないのだけど、可憐な白い花がかわいらしいこの木。

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トレイルのすぐ脇で見つけた、華やかなこの花。鉄線にちょっと似ている…。

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尾根道に出て空を見上げる。雲がわいてきた。

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行きに見た伐採林。尾根の西側が明るくなって、森に光りがたっぷりと注ぎ込まれる。

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振り返ったら、伐採林の向こうに秩父山系も見えた。

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大谷戸湿地から上がったところにある尾根道、やっぱり気持ちいい。

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大谷戸湿地へと下りる分岐を通り過ぎ、その少し先にある「雑木林広場」に行ってみた。山にぽっかりあいた広場は、周りを木々に囲まれ静か…。なにげに気持ちいい場所だなあ。

ここでお弁当食べてもいいね。

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だって、こんなかわいいベンチに座りたいから。

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雑木林広場で休憩し、再び来た道を戻り、大谷戸湿地へと下りる急坂をさっさっさっと下りていく。ここは雨のあと滑りそう。

そのまま湿地へ下ってもよかったのだけど、大谷戸湿地への分岐を通り過ぎて北へそのまま歩き、「展望広場」を目指す。

あっ、STOP!!!

チゴユリが咲いている。

そんな風にして見つけた小さな花。

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チゴユリの先をずんずん歩き、とっても気持ちのいい「展望広場」に到着。

ここは案内所の裏手に広がる丘。ベンチの向こうに、さっきバスを降りて、てくてく歩いてきた里山が広がっている。小さな子供を連れた親子が、ベンチに静かに座っている。

風が気持ちいい~。

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広場から再び道を戻って、大谷戸湿地へ下りていこう。

森の緑がきらきら輝いている。

さいたま緑の森博物館を歩く③

緑の森博物館の森歩き。

案内所から大谷戸湿地を抜けて、きもちのいい尾根道を経て、西久保湿地へと下りてきた私。

そこに広がっていた里山の風景に心からリラックスしました。smile

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谷(やつ)になった湿地には、山から湧出した清水が小川になって流れ込んでいます。その水を使って水田がつくられたのが、狭山丘陵の里山でした。cherryblossom

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湿地というだけあって水は豊富。水がたまった沼には葦などの水生植物がいい感じに繁茂しています。

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水の中をよーく見てみると、あっ、オタマジャクシ eye

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そして、カモさんも棲んでいる模様。

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沼の向こうには水田があるのだけど、あぜ道を可憐な里の野草が彩っています。きれい…。この花、なんて名前だっけ???

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そしてきっさから聞こえるのは、カエルの合唱。

こんなに大音量の合唱を聴いたのは、久しぶりだ。それだけで、感動。heart02

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田んぼの反対側にも、丘陵からしみ出した水が小川となって流れています。

そうそう、ここでは蛍も見られるんだって。

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草の上にシートを広げて、お弁当を食べてます。外で食べるご飯はおいしいよね。good

ランチ中のお母さんに、「いいところですね~」と話しかけると、「晴れていて気持ちいいですね」って。

湿地のそばの宮寺に越してきて3年目なんだって。昔は蛍がたくさんいたそうだけど、水田を整備したとき、水路を止めてしまったせいで、蛍の数が減ったそうです。

でも、昔荒れていた湿地は、公園になったことで蘇ったのでした。

ご飯を食べていたお姉ちゃんが、何度も何度も、「ご飯おいしかったねえ」とお母さんに話しかけていたのが、かわいかったなあ。smile

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私もお腹すいちゃった。

近所で買ってきたお赤飯のおにぎりriceball、食べちゃおう。

やっぱり外で食べるご飯はおいしいね。

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目の前の田んぼにはレンゲ。

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ノアザミもきれいに咲いてる。ほっこりする。

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お腹もいっぱいになったし、ほっこりしたから、また山へと戻ろうっと。

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この時期、狭山丘陵の里山は新茶の季節を迎えています。もうすぐ一番茶の茶摘みが始まる頃。きれいに耕された茶畑は、茶農家の地道な丹誠で守られています。

こんな美しい里山で育った狭山茶の新茶、おいしいだろうな。

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西久保湿地の奥には、手つかずの狭山丘陵の森が広がっています。この緑が、狭山湖の水をきれいに守り、周囲の里山に暮らす人々の生活に潤いを与えています。

自然は大切。

私は、再び森へと戻り、尾根道から大谷戸湿地へと戻っていったのでした。

2013年5月 1日 (水)

さいたま緑の森博物館を歩く②

尾根道からの続きです。confident

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気持ちのいい尾根道をVの字に折れて、西久保湿地を目指します。

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この尾根筋もいい雰囲気。左手の谷側は森の木々が刈られている。

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大きな切り株がたくさんあるなあ…。

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ここは、萌芽更新地って言うんだって。

案内板によれば、森を健全に保つため、15年から20年に一度、森の木々を伐採して、切り株の根元から「ひこばえ」が育つようにするんだって。「ひこばえ」って、いうならば切り株から産まれる赤ちゃんだね。

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しかし、この森は深い。伐採された斜面の先には、随分前に伐採されたらしい森が続く。その奥は山また山だ。

確かここは、狭山丘陵だったはず…。

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深い森に感動しながら、尾根を下ると、再び出てきました案内板。私は、左に進み、西久保湿地を目指します。

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この道も木漏れ日がきれい。

地面の影がゆらゆら揺れて、踊りを踊っているみたい。

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また大きな木。

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ムクノキだって。昔は、櫛を磨く研磨剤として使われた木だそう。堅いのかなあ。

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湿地のある谷まで、もうすぐな雰囲気。右手が谷で、向こうがぼーっと明るいよ。

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やっと出合えた、西久保湿地への看板。階段状の坂道を下りていく。途中で熱心に草花を見ている女性とすれ違う。

「この森、すごいですね」。

「あら、そう…」。

女性にとってこの森の深さはもはや当たり前のことで、珍しくもなんともないのかもしれない。ちょっと肩すかしなコメントで、心がざわついてしまいました。

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トントントンと早足で坂道を下りると、山からの清水が流れ込む、葦の生えた湿地に出ました。茶畑もあって、きれいな里山。

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こんもりと茂る森の麓には、ツツジの群落がピンク色の花を咲かせていました。

ベンチに座ってお弁当を食べるカップル。田んぼのそばに敷物をしいて、野外ランチを楽しむ親子連れ。熱心に田んぼをのぞきこむ男性など、のどかな里山には、自然を満喫する人々の姿がありました。

あ~、気持ちいいなあ。私もここでランチにしよっと。

さいたま緑の森博物館を歩く①

5月の大型連休、皆さん、楽しんでますか~scissors

連休が始まった4月27日。前からずっと行きたかった、「さいたま緑の森博物館」を歩いて来ました。confident

とっても爽やかで、自然の奥深さに深い感動を覚えた丘陵歩きでした。

皆さんもぜひ後半の連休で出掛けてください。場所は、埼玉県入間市西武池袋線小手指駅南口からバスで約20分ほどの場所にあります。

「緑の森博物館」なんて、不思議なネーミングですよね。

これね、狭山丘陵の雑木林や湿地、里山そのものを展示物と考えるフィールドミュージアムなんですって。森が博物館なんて、ステキだなあ。

西武バス宮寺西・西埼玉中央病院行きバスに乗って、約20分。小手指は所沢市なんだけど、降りる荻原(おぎわら)バス停は、入間市です。

所沢から入間市へミニ散歩。

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荻原バス停で下りたら、少し戻ってこの道を歩きます。要所要所にこんな道標があるから、迷わずに歩けます。

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道標に沿って、緑豊かな里山をてくてくと歩くこと13分。ほどなくこんもりと豊かな森が広がる丘陵の麓に、屋根に草がはえたログハウスの案内所が現われました。

小屋の前には小さな湿地があって、フジの花がきれい。家族連れやカップル、ハイカーたちが大勢来ていました。

案内所でおすすめのルートを聞くと、

案内所 → 大谷戸湿地 → 西久保湿地

のルートを教えてくれました。応対に出た眼鏡のお兄さん、素朴で感じのいい人だったなあ。あとで、博物館のウエブサイトを見たら、スタッフ覧にお兄さん発見!

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お兄さんのアドバイスに従って、感じのいい森の道を歩いていくと…

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大谷戸湿地へ下りていく道がありました。きれい…。なんだか、これだけで癒やされる

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少し歩いて振り返ると、池の向こうに今いた案内所が見えました。すっぽりと緑の中に埋まっているみたい。

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前方に親子連れ発見。自然の中にいる人間が絵になってるね。

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大谷戸湿地の脇に付けられた道を歩きます。土の道ですぐ左手は山。山も深くて、視界はありません。ちょっと冒険だね、これ。

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湿地を回り込むように歩いて、湿地の端から森へと入ります。案内板に従って左へ。

私は西久保湿地を目指します。

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雑木林は手入れはされているものの、刈り込まれてはおらず、昔の里山を彷彿とさせます。木漏れ日もほどよくさしていて、いい雰囲気。

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峠へと向かうトレイルの脇には、所々にこんな案内板もあったよ。指で案内板を押し上げると、答えがでる仕組み。

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そう、この木はスギでした。建築材として植林されたんだね。

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そんな風にひとり遊びを楽しんでいたら、坂道が急になった。

そういえば、お兄さんが言ってたっけ。「一部、急坂とかありますけど、特別こわい場所とかはありませんから、大丈夫ですよ」って。

ふ~、久しぶりにこんな急坂上ると、ちょっと息があがる。

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でも、着きました。尾根道に。

ここにも案内板があるから、迷う心配はありません。私は、西久保湿地を目指し、左へと進みます。

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尾根道が気持ちいい。

ここは確か、狭山丘陵なんだけど、いつもお散歩している都立公園の狭山丘陵とはまったく雰囲気が違います。山も深くて、こりゃ山歩きだぜいgood

この尾根の左側の谷底が今さっき歩いて来た大谷戸湿地。

地図によれば、まっすぐ歩いていけば狭山湖外周道路に出るみたい。そして、この尾根道の右側はというと…。

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こんな風に木が伐採されていて、見通しがいい。

狭山丘陵の里山は、昔からこんな風に人の手が入れられ、大切に守られてきたんだね。

なんか大自然って言葉を思い出す、この里山歩きで。

確か、今さっきバスを降りて、ほんの少し歩いただけなのに、こんな奥深い自然に出合えるなんて、「さいたま緑の森博物館」おそるべし。

この後、私は、西久保湿地と田んぼが広がる宮寺の里山へと歩いていきました。